これから温かくなると、水遊びをしたりプールに入ったりする機会が増えてきます。今年、初めての夏を迎える赤ちゃんとママの中には、初めての水遊びを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。
でもちょっと待って、新米ママ!赤ちゃんに水遊びをさせるとき、どんなことに注意すれば良いか把握していますか?
不注意で赤ちゃんを危険なめにあわせたり、水遊びによって体調を崩したりしてはいけません。そこで今回は、水遊びを安全に楽しむために気を付けておきたいことをご紹介します。
水遊びを始める前に行っておくべきこと
まずは、実際に水遊びを始める前に、しっかりと準備を行いましょう。安全に遊べる環境を整えてあげることが、最も大切なことです。
体温&体調チェック!
初めて水遊びをさせるのは、体調やご機嫌の良いタイミングを選びましょう。食後すぐや、眠たくなる時間帯は避けます。
始める前は体温を計るだけでなく、赤ちゃんの様子をよく見て、普段と違うところがないかをチェックしましょう。裸にさせて全身を観察し、肌トラブルがないかも確認してください。
衛生&環境をしっかり管理!
水着などが破れたり、ほつれたりしているところはないか、赤ちゃんの爪は伸びていないかなどもチェックしましょう。水着に不具合があると、水が入り込んで気持ち悪さを感じるだけでなく、何かに引っかかると危険です。お友達と一緒に遊ぶ場合、爪が伸びているとお互いにケガをしてしまう危険性もあります。
また、周りに危ないものがないかも確認し、安全を確保した上で遊ばせましょう。
屋外で遊ぶ場合は紫外線対策を忘れずに
夏の強い紫外線は、赤ちゃんの肌に強い刺激となってしまいます。屋外で水遊びをする際は、なるべく直射日光が当たる所を避け、日陰を選んだり、日よけを立てたりして紫外線を浴びないよう注意しましょう。
ベビー用の日焼け止めを塗ったり、長袖の水着を着させたりしても良いでしょう。
水温管理もしっかりと
いくら気温が高く暑い日でも、冷たい水に赤ちゃんを入れないようにしましょう。体が冷えて、体調を崩す原因になってしまいます。ぬるま湯くらいの温度にし、ビニールプールの場合には最初からあまり深さを出さないようにすると良いでしょう。
水遊び中、遊んだ後にやるべきこと
水遊び中は当然ながら、赤ちゃんから目を離さないように注意しましょう。小さな赤ちゃんが初めて水遊びをする場合は、長時間水の中に居させないようにしてください。こまめに休憩を入れて、水分補給もしっかりさせてあげましょう。
声かけをしながら遊ぶ
初めて水遊びをする赤ちゃんは、最初ふしぎに思ったり、怖がったりしてしまうこともあるかもしれません。「大丈夫?」「お水かけてみようか」「それは危ないよ」など、その都度声をかけながら遊んであげると良いでしょう。
母子ともに運動不足を解消できる
スイミングは無理なく全身の筋肉を使うので、赤ちゃんにとってもママにとっても、からだに良い有酸素運動になり、運動不足を解消できます。
おしっこやうんちをしたら
水遊び中におしっこやうんちをしてしまったら、衛生面を考慮し、水を交換しましょう。水遊び用のパンツを使用している場合、それも交換してあげると良いですね。
遊んだ後はゆっくり休ませて
大人が水泳をしたら疲れるように、赤ちゃんも水遊びでは体力を消耗します。水遊びを終えたら、まず体を拭いて冷えないように服を着させ、ゆっくり休ませてあげるようにしましょう。水遊びの後は、しっかりお昼寝をしてくれるのではないでしょうか。
まとめ
慣れたらきっと子どもは水遊びが大好きに!暑さが厳しい真夏でも、楽しく快適に遊べるようになります。赤ちゃんが安心して、思いっきり水遊びを楽しめるよう、保護者がしっかりと安全に配慮してあげることが大切ですね。