予定日はあくまで目安。早まることも十分に考えられるので臨月になると「入院準備だけはしておくように」と、病院から指導されている方も多いと思います。当然必要なものは聞いているでしょうが、本当にそれだけで大丈夫?
「必要」とは言われていないけど入院中に「あったら嬉しい」モノを、出産入院経験者の視点でご紹介します。

入院中は意外と忙しい

初めての出産では、入院中の生活も未知なるもの。
事前に病院からある程度案内されているとは思いますが、実際に出産した後の自分の体のこと、赤ちゃんが目の前にいることは、なかなか想像しきれないと思います。

病院によって、入院期間や入院中のスケジュールに差はありますが、「意外と忙しい」というのが、多くの人が持つ感想です。
昼間はお見舞いの人が次々に来てくれたり、育児指導や産後ケアがあったり。
自分の食事にシャワー、赤ちゃんへの授乳・・・。

「入院中、結構ヒマなのでは?」
と思い、暇つぶしグッズを持って行っても、おそらく使わずに終わってしまうのではないでしょうか。

入院のときは、いつやってくるかわかりません。
いざというときに、ぱっと荷物を持って行けるよう、不必要なものは入れずにコンパクトにまとめておきましょう。

持って行って正解!入院中役に立ったおすすめアイテム

私はちょうど1年前、次女を出産。
真冬の入院でした。

私がお世話になったのは個人の産院で、病室は完全個室。
ちょっとしたホテルのように、ソファと可動式のベッド(自動で背中がが起きるタイプ)、洗面、シャワー、トイレ、テレビ、冷蔵庫、小さなクローゼットがありました。

この時の入院で一番活躍したのが、ペットボトル式の加湿器!
冬で、部屋に暖房をガンガン入れることはわかっていたので、絶対乾燥すると思い、
喉や肌などがやられないように、用意していきました。

1日に何度も水を足さないといけないくらい、やはり部屋は乾燥していたんですね。
入院中ずっと付けっぱなしだったおかげで、乾燥に悩まされることはありませんでした。

もうひとつ、持って行って良かったと思ったのが、
入院のためにわざわざ購入した、ちょっと高級なシャンプーです。

病院には、自由に使えるシャンプーとリンスが備え付けられているとわかっていましたが、
入院前にはどんなシャンプーかもわかりません。
洗った後、髪がキシキシするようなものだと嫌だなと思い、
お気に入りのお店で、良い香りのするシャンプーとトリートメントを買って持ち込みました。

入院中はお風呂には入れませんが、シャワーも貴重なリラックスタイム。
好きな香りに包まれたり、髪の毛が良い感じにサラサラになったりすると癒されます。

余計なストレスを感じなくて済んだので、持って行って正解だったなと思いました。

産後は想像以上に心身のダメージが!こんなお助けアイテムで乗り切って!

出産を終えた後は、想像以上にダメージを受けます。
それも、産後1日、2日と・・・入院中だんだんキツくなっていったりするんですよね。

そんな中、次女の出産入院時、
私が「あったら良かった」と思ったものが2つあるのでご紹介します。

1つは、着圧ソックスです。
長女のときは、妊娠後期にかなり脚がむくんでいたんですが、次女のときはそれほどでもありませんでした。
だから、普段着圧ソックスを履いておらず、入院にも持って行かなかったのですが、
産後、日が経つごとにどんどんむくんできました。

象のようにパンパンになり、寝ている姿勢も辛かったので、
少しでもマシになるよう、着圧ソックスを用意しておけば良かったと思いました。
(入院後半は、母に頼んで買ってきてもらいました)

もう1つは、ヒーリング音楽です。
入院中、私は夜なかなか眠れませんでした。
体は疲れているし、寝不足なのに。なかなか寝付けなったんです。

後で看護師さんに聞いた話では、産後数日は眠れないという人が多いそうです。
出産という大仕事をして、興奮状態にあるようなんです。

個室でテレビもあるけれど、ずっと見ていると目が疲れるし、
休みたい気持ちはあるから暗くして目は閉じたい。
でも、眠れないから静けさがなんとなく嫌。

そんな状況で、欲しいなと感じたのが、心地良い癒しの音でした。
残念ながら、私のスマホにはそういう類の音楽が全く入っていませんでした。
結構うるさい曲ばかり(苦笑)。
家にCDでは持っていた、安眠用のリラクゼーション音楽を入れておけば良かったなと思ったのでした。

まとめ

いかがでしたか?入院中は、とにかく産後の疲れた体を休めることを第一に考えたいものです。退院したら赤ちゃんに付きっきりの生活が始まります。貴重な入院の時間を快適に過ごせるよう、先輩ママたちの声を参考に、持ち物を工夫してみてくださいね。