気温が上がるにつれて、夏のプールや水遊びを意識し始めるこの時期。商品ラインナップも増えるこのタイミングで、レジャーやスイミング教室に向けて水着の購入を考える方も多いのではないでしょうか。
赤ちゃんのスイミングや水遊びには、水着だけでなく他にも用意したいアイテムがありますが、そのうちのひとつで、近年多くのママが水着とセットで揃えているのが「ラッシュガード」です。
「ラッシュガードって何?」「本当に必要なの?」という方のため、今回はベビー用ラッシュガードの必要性について検証してみました。
ラッシュガードって何?
ラッシュガードはもともとサーファーが着るために作られたもので、薄手の生地でできた羽織りものです。現在はマリンスポーツをする人だけでなく、屋外活動全般において、大人から子どもまで広く使用されています。
主な機能
「ラッシュ」はかぶれや擦り傷を意味しており、それを「ガード」するものである「ラッシュガード」は、肌を露出しないことで、ケガを防いでくれる役割があります。
また、「着る日焼けどめ」とも言われ、UVカット効果で日焼けを防いでくれます。さらに、水の中での保温効果も期待できます。
日よけパーカーとの違い
通常の日よけパーカーなどと違いは、生地です。ラッシュガードには一般的に、速乾性や伸縮性に優れた素材が使われており、水の中で着ることを前提に作られています。
水着と同じような生地でできているのです。
子どもにラッシュガードが必要な理由
最近は、海やプールでラッシュガードを着ている大人の人が増えていますが、大人はもちろん、子どもにこそラッシュガードは必要であると言えます。なぜなら子どもの肌は大人よりも薄くて弱いからです。
子どもの肌は日焼けに弱い
子どもの肌は大人よりも薄さが半分くらいであるため、大人よりも紫外線の影響を受けやすいと言えます。多少の日焼けは健康的と考えられるかもしれませんが、強い紫外線を長時間浴びると、やけどのようにやったり、刺激が体内に蓄積されて将来皮膚の病気になったりする可能性もあります。
UVカット効果のあるラッシュガードで子どもの肌を紫外線から守ることは大切です。
ケガ、虫刺され防止
特に海や川で遊ぶ場合は、周りにどのようなものが落ちていたり流れていたりするかわかりません。また、屋外であればどのような虫がいるかもわかりません。
そうしたものから肌を守るために、ラッシュガードは有効と言えます。
冷えに対応
水の中に入っているとやはり体は冷えてきます。子どもは夢中で遊ぶので、長時間水に入りっぱなしということもありますが、そんなときでもラッシュガードを着ていれば多少冷えを防ぐことができます。
ただし、水からあがって濡れたままのラッシュガードを着ていると、逆に体温を奪われてしまうので、遊んだ後はすぐに脱いで体を拭くようにしましょう。
水着とラッシュガードを一緒に買うメリット
ラッシュガードは単品でも購入できますが、水着とセットで販売されているものもあります。水着の購入を考えているのであれば、セットでそろえると良いでしょう。
合わせて作られているので機能的
ラッシュガードにはパーカータイプだけでなく、スーツタイプやプルオーバータイプなどもあります。単品だと手持ちの水着に合わせて選ばなくてはなりませんが、セットで購入すれば水着との機能的な相性もバッチリで、動きやすいでしょう。
デザインをそろえられる
合わせて購入すれば、デザインをそろえることもできます。統一感のあるおしゃれを楽しめますね。
まとめ
ラッシュガードは子どもの肌をケガや日焼けから守って、水遊びの安全性を高めてくれるものです。水の中で着るものなので、サイズは体にピッタリのものを選んで、快適にレジャーを楽しみましょう!